nimi-title: ハムハムだいあり〜

May & June & July 2003


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JULY 29, 2003 (Tue)

昨日の夜はびっくりした。 ていうか一瞬怖かった。

夜中の3時、ふと目が覚めた。
う〜ん・・・。 今は夜中だよね、と思いながら目を開けようとすると、何だかふくらはぎのあたりでカサカサ動くものが触っていた。
ん? 何だ?
寝ぼけた頭をはっきりさせようとするのと同時に、
ふくらはぎに神経を集中させてみた。
カサカサ、カサカサ。
確かに何かが軽く触っている。 そして、それは確かに動いている。
ドッキ〜ン!

ひえ〜〜〜〜〜!!!
な、な、なんか生きてるものが私の足に張り付いてる!!!
この小ささはクモ? この這いずり具合はクモ? クモ?
何だかクモっぽいよね???
何で? どうして? どうしよう!?!?
身体が固まる飼い主。 どきどきどきどきどきどき。

暫しの沈黙。(ていうか、夜中だから静かなんだけど。)

カサカサの感触をずーっとふくらはぎに感じつつ、考える。
でも待てよ。 ひょっとして・・・。
恐る恐る足元を見ると・・・、はぁ、やっぱりね。
毛布がベッドからずり落ちて床まで垂れ下がっていた。

これはクモではないぞ〜。
その正体をほぼ確信した飼い主は毛布に手を突っ込んだ。
それはふあふあであったかかった。 やっぱり〜!!

毛布をめくると、そこにはてんちゃんがいた。

てんちゃんは大きなお目々をクリクリにさせて四足をふんばってこっちを見ていた。
てんちゃんもちょっとびっくりしてるみたい。
さあ、おいで。 夜中の探検隊。
てんちゃんは素直に飼い主の手に乗った。
そして、無事に床へと下ろされた。

実は、てんちゃんは夜中じゅう飼い主夫婦の寝室を走りまわって遊ぶことができる。
かつて、じゃんが郎、ララもそうしてきた。
ララとてんてんが同居していた時もそう。
今はてんちゃん1匹がこの寝室を独り占めしている。

お部屋のあっちからこっちをタカタカタカタカタカ〜! と突っ走る音。
踏み台を使って衣装ケースの塀を乗り越えて、シュタッ!とお家に帰る音。
自分のお家でカタカタとまわし車をまわす音。
カリカリカリカリカリッとごはんを食べる音・・・。
そんなハムの気配を感じつつ、飼い主夫婦は毎晩幸せな眠りに就いていたのであった。

で、お布団を伝ってベッドに上がっちゃったの、昔ララもやりました。
あの時は顔の横をのしのし歩き回ってて、びっくりするやらかわいいやら!!
じゃんが郎は運よく一度も上がってこなかった。
彼が上がってきたらタイヘンだったろうなぁ。
だって絶対に飼い主をガブリ〜〜〜ッ! だものね。

けど、ベッドに上がってきちゃうのはやっぱり危ないよね〜。
絶対に布団がずり落ちないようにできないかなぁ?
寝室を引っ越して、ここはてんちゃんにあげちゃおっかなあ?
でもやっぱりてんちゃんが遊んでる傍で眠りたいなあ・・・。

そんなことを考えつつ、そして、てんちゃんが飼い主の枕元でシャカシャカと毛づくろいする音を聞きながら、飼い主は再び眠りに就いた。
毛布をしっかりと身体に引き寄せて・・・、ね。


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JULY 13, 2003 (Sun)

最近のかりんがやってのけてくれること。
それは、巣箱のお屋根すっ飛ばし。

ある朝見たら、かりんちゃんちの巣箱の赤いお屋根がまわし車の前にすっ飛んでいた。 ゲゲッ!
元に戻してあげても、またいつの間にかすっ飛んでいる。 なんで〜?

そしてついに見た!
夜中に何やらカラン! カラン! とプラスチックがカチ合う音。
それはかなり強気な音色。
想像通り、音の発生源はかりんちゃんのおウチ。
彼女は巣箱の中からお屋根をガンガン突っついてハネ飛ばしていた・・・。

確かにね、そのお屋根はただ乗っかってるだけだからね、
簡単に外れるけど〜〜〜。
今までその巣箱を使ってそんなことをしたコはいないよ〜、
ウチには。

そして今日、お掃除の後にまたしてもお屋根をすっ飛ばしたかりん。
すっかりキレイにされてしまった巣箱。
自分のニオイがしなくなっちゃって気に入らなかったのかな?
おてんばかりんちゃん ♪

「もう! このおウチ、キレイ過ぎるなのなの〜!!」 「イヤンなっちゃっう! ったらもう!!」
巣箱の中でおしっこしなけりゃ、キレイさっぱり洗われちゃうこともないのよ〜。

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JULY 10, 2003 (Thu)

お昼前、母がてんてんを連れて来てくれた。
ピンクの小さなキャリーのフタをそおっと開けると、
てんてんは中で熟睡していた。

かぁ〜わい〜い!
目を覚ましたてんちゃんの大きな瞳がこっちを向いた。
お帰り! てんちゃん♪

久しぶりに我が家へ戻ったてんちゃん。
とりあえずはりんごハウスに入って再び熟睡〜★

夕方になってノビノビ〜をしながら起きてきたてんちゃん。
さっそくあっちこっち走り回って、久しぶりの我が家を偵察。
お部屋の隅っこに「よく見える」ように隠してあったゴハンも確認しに行ってたね。
2週間置き去りにされていたゴハン。
誰にも持って行かれなくってよかったね。(笑)
その夜は早くからいっぱいお車まわして元気いっぱいでした!

てんちゃん、実家でおりこうにしててくれてありがとね。
おかげさまで、飼い主安心してゆっくり遊んで来られたよ。


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JULY 8, 2003 (Tue)

先月23日からアメリカへ旅行に出かけていた飼い主、昨日元気に帰国。
当然のことながら、帰宅後すぐにハムたちのところへ走る、走る!
みんな、おりこうで元気にしててくれて、ありがと〜〜〜!!
おかげさまで、たっぷりと休暇を楽しんでこられたよ!

まずは、かりんちゃん。
お胸の前にお手々を揃えてすくっと立ち上がってお出迎え。
こんな当たり前のポーズがものすごく新鮮に感じられてしまう〜 ♪
さっそく飼い主の手にスルスルと登ってきてくれて、ふかふかの感触を堪能! う〜ん、幸せ!
こんなに小さくっても、キミたちはこの世に生を受けて生きているのよね。 と、妙に納得な飼い主。
かりん、ちょっぴり痩せたかな? と思ったけど、体重は特に変化なし。
顔が少し大人っぽくなったのかな。
昨夜はいつも通りおウチのお屋根をすっ飛ばして遊んでたね。
変わらぬ元気さが何だか嬉しかったりして!

ぷちくん。
こちらは体重がきっちりと減ってて、見た目にもはっきりとそれが分かるね。 ぷっちゃんったら、飼い主留守のあいだに、ひとまわりちいちゃくなっちゃった〜〜〜。
それでも、どことなくふっくらした雰囲気なのが実によろしい!
かわいいよ! ぷち!

レオくんはクールにマイペース。
特に飼い主に愛想を振りまく訳でもなく、すやすや眠ったり、熱心にごはんを食べたりしていた。
近頃ボテッと大きいレオくんは、中年太りのおじさんみたいでちょっとおかしい。 顔がハンサムなところが、アンバランスでまたおかしい。
そんな彼にはじゃんが郎パパの面影も。
ただ見てるだけでも、とても幸せな気持ちになれる飼い主であった。

そして、てんちゃんは1日4回の目薬を点してもらうため、未だ実家の母の家。 早く会いたいよ〜〜〜!!
てんちゃん、実家に連れていくので飼育環境が変わってしまうのが心配だったけど、元気にかわいくしててくれてありがとね。
早くこの目で元気なてんちゃんを見たいなぁ。

最後に、うちのコたちを世話してくれた母に感謝。
いつもありがとうございます。
一足先に帰国して、母から世話を引き継いでくれてた主人にも感謝、感謝。 ちなみに、主人は旅行ではなく出張。
帰国後もすぐに仕事でお疲れの中、どうもありがと〜!


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JUNE 9, 2003 (Mon)

近頃、てんてんは面白い寝床を開発した。
飼い主が提供している陶器のりんごハウスもティッシュ箱の巣箱ももぬけのカラ。 そして、彼女はテッシュのお布団だけを積み上げて、その中に埋まって眠っているのだ。

ちなみに、りんごハウスやティッシュ箱にティッシュのお布団を入れておいても、それは全て最新型の寝床へ運ばれる。
ついでに彼女のお布団には、トンネルからかじり出した紙片もほどよくミックスされている。


「なあに? また目ぐちゅりのお時間でちか?」 風変わりな寝床から顔を出すてんちゃん。

すっからか〜ん! カジられ放題でボロボロ〜。
もぬけのカラのりんごハウス。 廃墟と化したテッシュ箱。

一体全体、なぜにそんな面白いことをしているのか?
快適さを追求するハムの探究心には驚かされる。

アーリン動物病院の院長先生も、
てんちゃんの寝床には笑っていらしたよ。


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JUNE 6, 2003 (Fri)

そろそろ湿気が気になってきた。
ハムたち、だらだら〜。
暑がって巣材の新聞の下に潜り込んでしまうぷち。
更に快適な場所を求めて脱走しようとするレオ。
トンネル掘りまくるてんてん。
かりんは? ・・・??
あのコはちょっとニブいのかしら? かりんは特に変化なし。
あ、でも体重が少しずつ減ってスリムになってるから、食欲が少し落ちてるのかな? でもキミはそれくらいがちょうどよい感じ〜。

ハムたちが暮らす部屋の室温は26度を記録。
この程度だったら飼い主自身はまだ扇風機でも快適でいられる。
けど、ハムにはそろそろ限界だ。
気温もギリギリだし、湿度が高くなってきてるのが何ともイカン!
てな訳で、今日からリビングのエアコンを稼動。 除湿運転を開始〜!
古いタイプのエアコンなので、除湿をすると寒〜い!
でも仕方ない。 飼い主は厚着で対応。

リビングのソファはエアコンの真下なので飼い主ヒエヒエ〜。
毛布かぶってないと、骨まで凍っちゃいそう!
でもリビングの奥のハムたちが住む部屋はちょうどよい快適さになるのであった。

リビングのお隣りの部屋に住むてんてんには、扇風機で乾燥した空気を送り込む。 もちろん、てんてんに直接風が当たらないように風向きを調節してある。
そして、南側に位置するてんてんの部屋のカーテンは、昼間でも10センチほどしか開けない。 かろうじて部屋の中が明るくなる程度。
本格的に暑くなると、閉め切ってしまう日もしばしば。
これでかなり暑さを避けられるのだ。

これから秋がくるまでエアコンは除湿運転しっぱなし。
みんな、頑張って蒸し暑い夏を乗り越えてね!
そして飼い主は、今年もさむ〜ぅい夏を乗り切らなければ・・・。


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MAY 23, 2003 (Fri)

先月に引き続き、今月もりゅうくんが遊びに来た。
とは言っても、昼間はほとんど眠るハムスター。
特に彼は、夜にはめちゃくちゃ元気になって回り続けるせいか、昼間はほとんどお布団から顔を出さないらしい。
(彼の場合、トイレもお布団の中だしねぇ。)
という訳で、てんてんのお部屋を借りて即効熟睡な彼だった・・・。

「ふぁぁぁぁぁ。 ねむ〜い・・・。」
てんてんの別荘でさっそくお昼寝なりゅうくん。

りゅうくんは何のために遊びに来たのかよく分からないままひたすら眠り続けていた。 その間、母にはじろの遺骨を見てもらったり、今までの写真を見てもらったりした。

帰り際、りゅうくんを起こして、てんてんとデートタ〜イム!
りゅうくんムンムン! てんてんもすっかりその気で、くっつき合ったり離れたりしながら仲良くひと時を過ごしていた。
てんてんの赤く腫れた右目を、りゅうくんが優しく舐めてあげていたのが印象的な、ラブラブデートであった。
やっぱ、ハムが仲良くしてる姿っていいなぁ。



いつ見ても妙にデカイりゅうくんであった。

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MAY 3, 2003 (Sat)

3年前の今日、飼い主夫婦は近所のペットショップからじゃんが郎を連れてきた。 つまり、じゃんが郎という名前を付けられてこれからの一生を我が家で暮らすことになるハムスターを1匹選んで買ってきたのだ。

我が家に初めて迎えたハムスター。
我が家で暮らす最初の動物。
じゃんが郎は、そんな記念すべき存在。

遥か3年前の記憶はずい分薄れているけれど、
当時の感激や不安、期待などが漠然と思い出された。

その記憶は月日の流れとともに更に薄れていくだろうし、
少しずつ形も変わってしまうかもしれない。
だけど、これからもずーっとずーっと忘れたくない。
3年前の今日のことは、ぜひずーっとずーっと覚えていたい。

3年前のこと、できるだけ詳しく思い出して綴っておきたかったのだけど、ちょっとまだその気力がわいてこないので、またの機会にします。
ごめんなさい。

1年後の今日は、どんな気持ちで迎えられるかな・・・。


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