nimi-title: ハムハムだいあり〜

February 2003


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FEB 28, 2003 (Fri)

昨日はご長寿さまごっこなどしてる場合ではなかった。

昨日の日記に載せたじゃんが郎の写真を撮ったのは、昼間のことだった。
その時はいつも通りお元気そうだったのに、それからいつの間にか彼の具合が悪くなっていたのだ。

夜11時。 お薬を飲ませた時のこと。
いつもは、どんなに熟睡していてもお薬の合図をするとガバッと跳ね起きてガツガツ飲んでたのだけど、昨日に限ってとても弱々しい飲み方で、おまけに残したのだ。 しつこく鼻の前に持っていったら残りも何とか舐めたけど、今までこんなことは一度もなかった。
だから、この時点でおかしいと気付くべきだった。
けど、今日はモウレツに眠いのかな、そんな日もあるよね、などと勝手に納得していたのだ。 後悔・・・。

主人が帰ってきてから、「今日のじゃんが郎、少し様子がおかしいの。」と言って状況を説明したら、主人も「大丈夫だよ。」と言って、あまり深刻に受け止めなかった。
そんな話しをしていた時、彼はちょうどお布団から顔を出した。
「ほら、動いてるよ。 元気そう。」と主人。
そうかな? ならよかったな? と思って近くに寄って見てみたら、ん? やっぱりちょっとヘンじゃない?
飼い主の目には彼はぐったりと辛そうに見えた。
しばらくじーっと見ていたのだけど、やっぱりいつもとちょっと違う気がしたので、とうとうお布団をひっくり返して覗いてみた。

そしたら何と、お布団と寝床の床に血のようなものが!
よく見ると、純粋な血ではなくって、少し薄い色。
ウミのようなものが混ざっているのかなぁ?
じゃんが郎の体をひっくり返してみたら、おしりのあたりが汚れてビタビタになっていた。
よく見えなかったので、ティッシュでかき分けながら覗いていたら痛そうにもがいた。そして、お腹の腫瘍に残ったキズ痕のあたりを無心にかじり始めた。

お腹の他にも、気付かないうちにおしりの方にも小さな腫瘍ができていたのかなぁ? それがバクハツしたのかなぁ?
よく分からないけど、じゃんが郎の具合が悪いということははっきりしたので、今夜はこのまま様子を見続けることにした。 だって、朝起きてみたら彼が冷たくなってたなんて、そんなの絶対イヤだから。

彼を見守り続けながらいろいろ考えているうち、ふと思いついた。
そういえば、さっきから1個もウンチをしていない・・・。
赤っぽい液体がおしりから出ているようだ・・・。
もしかして、下痢?
だとしたら大変だ。 ハムスターにとっては下痢は命とりなのだ。
納戸の本棚からハムスターの飼育本を取り出して、下痢のことをもう一度よく調べた。
「下痢は、場合によっては数時間で命を奪うこともあるので、可能ならできるだけ早く病院へ連れて行くように。」と書いてあった。
がーん。 ど、どうしよう!?

夜間救急ダイヤルに電話をかけてみたりはしたものの、結局は行くのをやめた。 初めての先生に診ていただくよりも、やはりじゃんが郎の今までの症状をよく知っている、いつもの先生に診ていただきたかったからだ。
そう決心してからは、時間が経つのが遅かったこと、遅かったこと。
朝4時、5時、6時、・・・。 どのくらい経ったかな? と思って時計を覗いても、10分くらいしか経っていなかったり・・・。

やっと8時を回ったので出かける準備をした。
ふと見たら、じゃんが郎はお腹の腫瘍のキズ痕を噛み切ろうとしていた!
お腹のキズは痛々しく血で真っ赤に染まっていた・・・。
朝9時の診療開始より少し早めを目指して、タクシーをとばした。

病院から帰って、まずじゃんが郎のお家をざっとお掃除した。
彼のキズ口やおしりに砂がこびり付かないよう、そこらじゅうに散らかっている砂を処分するためだ。
そして、彼が大好きな砂のお風呂とまわし車も撤去した。
寝床とビンとトンネルだけになってしまったじゃんが郎のお家は、がらーんと広くて何だか寂しい・・・。

掃除の後、いつものシロップのお薬を飲ませてみた。
全然飲まない。
仕方がないから、じゃんが郎を手で持って仰向けにして、スポイトで無理矢理飲ませた。 手足をバタバタさせて、口はお薬が入るまいとするようにぐーとふんばって、弱々しいながらも必死の抵抗だった。
だけど何とか飲ませることができた。
しばらくしてから、病院で処方していただいたゼリー状の栄養補助食を、スプーンで口の近くに運んでみた。
こちらはわりと積極的に、ひとくちふたくち食べてくれた。
最後に、真っ赤に噛み切られた腫瘍と、汚れたおしりを消毒した。

ともかく、ちゃんと食べてもらわないことには体力のつきようがないから、あまり構わないようにはしつつも、何とか少しずつでも食べさせなければ。
具合が悪い、元気が出ない、食欲が落ちる、もっと具合が悪くなる、の縮図は、去年の5月に腫瘍がバクハツしたとき、散々見せつけられた。
もうそんなのイヤだ。

何にでもかぶりつく豪快な食欲は、じゃんが郎の自慢だったじゃない?
じゃんじゃん、頑張って! お願い!

午後。
彼はかぶりついている。 自分の腫瘍に。
なぜなの?
ぐったりと静かに目を閉じていたかと思うと、ガバッと身を起こしてお腹の腫瘍をむしり取っている彼を見て、何だか怖くなってしまった。
腫瘍の他には、飼い主が差し出したニンジンをほんのひとくち、はちみつをひと舐め、アガリクスを少々食べた。
相変わらず、ウンチは1個もしていない。

夜。
何か食べさせてあげないと・・・。
じゃんが郎のことが気になって、お布団をちょっぴり分けて寝床を覗いてみた。 彼は背中をこちらに向けて、少し大きめの呼吸をしていた。
飼い主の気配に気付くと、顔をこちらに向けてくれた。
キュッ! というような声が聞こえた気がした。
やっぱり苦しいのかなぁ・・・。

まずアガリクスをあげてみた。 初めは勢いよく舐め始めたけど、すぐに止めてしまった。 栄養補助食を口元に持っていってみた。 顔を横に向けてしまった。 ニンジンもいらないって。
お水をあげたら少し顔を上げて飲もうとしたけど、弱々しくぺろ、としただけで止めてしまった。
ぼーっとしたような顔で、ゆら〜んと頭が揺れている。
そして、また横を向いてティッシュの向こうに埋もれてしまった。

もうダメだ・・・。 もうダメなんだ・・・。
そう思ったら急に涙が溢れてきて、声を出して泣いてしまった。


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FEB 27, 2003 (Thu)

< 我が家のご長寿さま >

健康なんだけど、見た目ヨボヨボなじろ。
そして、体ボロボロなんだけど、どことなく若々しいじゃんが郎。


写真左:じろ 約2歳6ヶ月 / 写真右:じゃんが郎 約2歳11ヶ月

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FEB 26, 2003 (Wed)

このまま2月の日記が終わってしまうのは何だか寂しいから、何か書いてみようかなぁ。
とは言うものの・・・。 うーん・・・。 えっと・・・。
みんなお元気です。 みんなかわいくしてます。
あとは・・・。

あっそうそう! ララちゃんが!
ララちゃんの調子が少しずつよくなってきた!
お目々もキラキラ。 とってもキレイに治ったし、耳の下のおハゲもだいぶ生えて来た!
そしてそして、赤っぽかったり濃い黄色だったりしたおしっこの色も正常に戻ったのだ! うれしー!
ただ、こうなるとやっぱりおしっこの色の原因は目薬なんじゃない? ていう気持ちが強くなるなぁ・・・。 うーむ・・・。

それから、数日前から突然まわし車をまわさなくなって心配もしてたのだけど、また少しずつまわってくれるようになった。
一時期ヨタヨタした感じだったこぎ方も、元気でしゃんとしてきた。
けど、ちょっとの間だったとはいえ調子がよくなかったのは事実だし、原因もまるでわかってないから、まだ多少心配も残るところ。
だから、なるべく早いうちにぜひ尿検査はやってもらおうね、
ララちゃん。


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FEB 21, 2003 (Fri)

いつもは2万回転、3万回転とまわっているかりんが、ある日をさかいに1万回転くらいしかまわらなくなってしまった。
お車を調べてみたら、芯がすり減って、かりんがまわるたびにガタガタと音をさせていた。
かりんは、ガタタタタッ! とお車が振動するたびに、スピードダウンしてまわるのを止めてしまう。
こんなポンコツではまわりたくないらしい。

あれ?
つい最近じゃんパパが使ってた新しいのに替えてあげなかったっけ?
もうダメにしちゃったのぉー? ぶつぶつ。
仕方がないから、今度はじろのお車と交換してあげた。
翌日はいつも通りいっぱいまわっていた・・・。

やれやれ。
1ヶ月に1個、あの高級お車を買ってあげなきゃいかんのかいなー。
そりゃちょっと勘弁してちょーーーだい!
てんてんとララはガタガタのお車でも上手にまわってるのにぃ。
かりんちゃーん、ちょっとキミ重過ぎるんじゃない?
ダイエットする気なぁい?
とは言ってみるものの、プクプクのかりんちゃんがかわゆいのであんまりホンキではなかったりしてー。


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FEB 15, 2003 (Sat)

見ようによっては平和な寝姿?でもやっぱ驚くよ!
昨日の彼の姿。
冬なんだから丸くなって寝てくれ!

どうやら最近のじろのハヤリは、
死んだフリをして飼い主を脅かすことらしい。
今月7日に引き続き、
またもや超紛らわしい寝姿を披露してくれた。

飼い主が悲しみにくれていることなど
知る由もないじろ・・・。


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FEB 14, 2003 (Fri)

それは、あまりにも突然な知らせだった。

いつもの元気な声で伯母が電話をかけてきた。
久しぶりーと思ったのも束の間、「ハムスター死んじゃったのー。」
「へ?」
瞬間ピンと来なかった。
「ハムスターって、あの、うちのコ? だってだってだってまだ、まだ、まだ。」
みたいなことが頭の中をぐるぐるしていた。
「あのコ死んじゃったのよ。 突然死。」
伯母は繰り返した。

やっと脳みそが納得した感じだった。
伯母は時折声を潤ませながらも、やはりいつもの元気な声でその時の話しをしてくれた。
2月7日の夜、いつまでたっても寝床から出てこなかったのを心配して覗いてみたら、硬くなっていたのだそうだ。

それまでは何の問題もなく元気で活発で、前ぶれなんてなかったらしい。
いつも、2つのまわし車をうるさいくらいに元気よくまわしていたそうだ。
パパ似の激しい性格も相変わらずで、軍手を食い破るほどだったとか。
で、その軍手をした方の手に彼を乗せて、もう片方の手でかろうじてナデナデしていたらしい。

その日はちょうど息子夫婦が遊びに来ていた時で、お嫁さんが獣医なので遺体を診てもらったのだが、特に原因はわからなかったらしい。
「開けてのぞいてみます?」と言われたそうだが、
かわいそうなので解剖はせずにそのまま庭に埋葬したとのこと。

伯母の一家はたいへんな動物好きで、飼い主が子どものころから、遊びに行くといつも何かいるという感じだった。
「動物はホントに好きなんだけど、必ずこうなるからね。」
と涙声になっていた伯母だったが、さすがに慣れというか悟りというか、
「でもやっぱり何かいないとダメで、また飼っちゃうのよね!」と笑っていた。
「また生まれることがあったらちょうだいね!」
と明るく言ってもらったのが、かえってホッとした感じだった。

電話中も声が詰まりそうになっていたけれど、電話を切ってしばらくしたら、自分の意志とは関係なくぼろぼろぼろぼろ涙がこぼれてきた。
まだ自分でハムを看取ったことはないし、その場であのコを見ていたわけではないから、ピンとこないのだけど、けどやっぱり涙がどんどん出てきてしまう。
何が悲しいのか自分でよくわからないまま泣いているという感じだ。
勿論、あのコがかわいそうだと思うし、伯母の気持ちを考えると悲しいのだけど、でもなぜこんなにぼろぼろ泣くのかはさっぱり解からなかった。
不思議だ。

3月1日生まれの6匹のうち、5匹が男の子だったのだけど、このコたちはそれぞれもらわれていくまでは混ぜこぜの生活だった。
だから、伯母の家にもらわれていったコが亡くなったといっても、写真ではいったいどのコが「そのコ」なのかさっぱり分からない。

そういう訳なので、5匹混ぜこぜの写真をあのコの思い出の写真として日記に添えたいと思います。
月末更新のフォト・ギャラリーも、別企画で作成進行中だったのですが、「仔ハムメモリアル」に企画変更したいと思います。
そちらの方もどうぞよろしくお願いします。

ていうか、Macユーザーの方々にはギャラリーの写真が見られないということが最近発覚したので、早く何とか直さねば・・・。


わらわら わらわら
左が生後19日目で、右が21日目。
5匹をいっぺんに撮影するには、こうやって一箇所にまとめなくてはならなかったのですが、
数日したら成長してすぐ逃げられてしまうようになりました。
で、これが5匹揃って撮った最後の写真です。
わらわら わらわら わらわら
その後、何とか4匹まではいっぺんに撮影できた写真があったのでご紹介します。
この中にあのコはいるかな〜?
< 注! > 左の写真の上から出ているデカイ顔は母親のララです。
やっぱ、悲しいです・・・。
ララがあんなに苦労して産んだコたちだもの。
あのコたちが生まれてきた時のことを思い出すと、
そのうちの1匹がもうこの世にいないなんて、悲しすぎます。
だってまだ1歳にもなってないのに・・・。

何だか我が家は健康不健康にかかわらず
淡々と長生きするコたちばかりだから、これが当たり前と思っていた。
けど、早くにお別れを迎えるコだっているのよね。
そうなのよね。 でもさー。 何ていうかさー。 ・・・。

こういうこともあるんだな、と思ったら急にみんながはかない存在に感じた。
当たり前のように生きてるけど、急に死んじゃうこともあるんだよね、と思うと胸の真中がずーんと重くなった。
さっきかりんが私の胸によじ登って遊んでたんだけど、
このコが動かなくなっちゃう姿をイヤでも想像しちゃいます。
頭の上でグスグスずるずる音がするもんだから、かりんちゃんったら
「何事かしら?」っていう顔してこっち見るのよねー。 ・・・。

今日の知らせは、今のこのコたちとの時間を精一杯楽しもう!って改めて思わせられたなぁ。
それは忘れていたことではないけれど、改めて強く実感したという感じです。
じゃんが郎を我が家に初めて迎えた時の感動は忘れたくないけど、このコたちの愛らしさに慣れちゃって、新鮮味がどんどん薄れていってしまう。
それはとっても寂しいことだった。
けど、今日からはまた新たな気持ちでみんなと過ごせるかな。 ・・・。

はぁ・・・。 みんなには言えないなぁ。
そりゃあみんなは動物だから、言ったってわからないのは当然なんだけど、遠くにいた仲間がいなくなってしまったことを告げたら、みぃーんな後を追ってどんどん死んでいっちゃうような気がして。
怖いのデス・・・。 ・・・。 ・・・。


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FEB 12, 2003 (Wed)

昨日は、飼い主お手製の「ハム用特製ポップコーン」を準備した。
そして、かりんが起きてからみんなにふるまった。
ん? ハム用特製ポップコーンって何ぞや?
それは、減油無塩のヘルシーポップコーンなのだ!

☆ ハムハムレシピ ☆
ポップコーン用の乾燥とうもろこしを使ってフライパンで作るんだけど、油はピーナッツオイルをほんのちょっとだけ使いまーす。
で、仕上げの塩は振らない! つまり調味料はピーナッツオイルだけー。

ポップコーンはみんな大好きだけど、塩分・油分が心配なので飼い主が特別に作っているという訳なのでっす。
で、みんなの分を取り分けてから、残ったポップコーンに塩を軽く振って飼い主も食べるわけさ。 ちなみに飼い主も、できたてホカホカのうちだったら塩なしでも美味しく食べちゃうよ!


「ぽっぷこ〜ん、くださいなのなのー!」 「あぁおいしーいなのなの!」 かりん、1歳おめでとー!
ちょっとじらしてみたりして〜。
「くれくれくれ!もっとくれ!」 「うんま〜い!」
じゃんじゃんは、お布団からガバッと飛び出してかぶりつき!
このまま横着モードで即完食!

娘たちとも見劣りしない若さのララ。 てんちゃんもすっかり夢中。
左はララママちゃん。 右はてんちゃん。

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FEB 11, 2003 (Tue)

1年前の今日、ララが3匹のコを産んだ。
ちいちゃなララは、妊娠前はたった29グラム。
じゃんが郎とは年の差カップルだった。
キャピキャピと明るくて遊び盛りという感じのララが、
ちゃんと一人前に赤ちゃんを産んだときは本当に感動だった。

あの日のララは、早朝6時前にお車をまわして以来
ずっとお布団から出てこなかった。
結婚したと思われる日から計算すると、そろそろ生まれそうだということで、飼い主も主人もドキドキしながら見守っていた。
外で夕食を食べて帰ってきた夜8時半。
ララがお布団から出て遊んでいた。
ちょっぴりふっくらだったお腹がペタンコに引っ込んでいた。
元気なララを見ただけで、とっても嬉しかった。

さて、1年前に生まれた3匹のコのうち、現在我が家で暮らすのはかりんだけでございます。 当のかりんはまだ熟睡中のご様子なので、お誕生日の模様は後日したためるといたしましょう。
今日も相変わらずお元気で、軽快にお車をまわしているララに
ありがとうありがとうと言いつつ、夜は更ける・・・。


「ららなの〜ん。なんかお腹が重たいの〜ん。」 「れれれ?だれか見てるのん?」
1年前の出産日の朝のララ。
真っ白ふかふかのお腹が微妙にふっくらしてるのがかわいかった〜。

そして、今日のララ♪ 「らら、まだまだ元気なのん!」


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FEB 9, 2003 (Sun)

「お薬おいち〜い!大好物!」
ミニスプーンでお薬を飲む
じゃんが郎。
お腹のキズが痛々しい・・・。

ぷちに襲われてからも、じゃんが郎はわりと元気なんだけど、気になることがひとつ。
それは、お腹の腫瘍に残ってしまったキズ痕。

赤くふちどりのようになったキズの真中がえぐれて、白っぽく粉がふいたみたいになってしまっていて、見た目にあまりいい感じではないのだ。
前より大きくなってるし。
これ以上ひどくならないといいんだけどなぁ。



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FEB 8, 2003 (Sat)

昨夜は本当にびっくりすることがあった。
ついにこの日が来たか! と一瞬覚悟を決めた瞬間だった。
それは、お車の前にばったりと倒れてヒクヒクしている
じろを見た時のことであった。

だって、ウンチまではみだしてるじゃん。
超紛らわしい姿で熟睡するじろ。

あーんど、別の日。
眠ってるフリして実は食事中の
じろ。 横着者め・・・!
寝るか食べるかどっちかにして〜!


このじろの姿を見た瞬間、
本当に身が凍るような思いだった。
うつろな瞳・・・。
ハッハッハッハッと息遣いが荒いようにも見えた。
飼い主がドキドキしながら「じろ」と声をかけたその時!
彼はいきなりそのままの体勢で後ろ足をあげてポリポリと体をかき始めた・・・。
な、なんと、彼はただくつろいで眠っていただけだったのだ。

「なぬ?」という顔をして目を覚まして、カパっと身軽に起き上がった彼は、その後なにくわぬ顔をしてごはんを食べていた・・・。
じろの寿命はまだまだ先なのよね。
よかった・・・。 ほんっとうによかった〜。

そういえば、昨日はあったかかったからねー。
ノラ寝が気持ちよかったのねー、じろ。



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FEB 7, 2003 (Fri)

お車とお風呂を改良してから、じゃんが郎は再びどちらもよく楽しんでくれるようになった。
彼は本当にお風呂好き♪
今はもうできないけど、昔はよく砂の上にひっくり返って、軽快にコロコロコロコロ! と砂浴びをしていたものだ。
うちのコたちの中でこれができるのはじゃんが郎だけ。 あとのコは、砂を目の前にしてもただただ掘り続けるのみ。
なんでかな〜?
彼は他のコたちと何が違うんだろ?
ていうか、他のコたちの方が変わってるの?
「いやー。やっぱフロはええなぁ♪」
お風呂の中で満足げに
毛づくろいするじゃんが郎

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FEB 4, 2003 (Tue)

昨日は節分。 夜は豆まきをした。
家じゅうの豆まきを済ませたあと、最後にハムたちみんなのお家にも豆まきをしてあげた。
今年みんながなる年の分だけ、お豆を入れてあげたのだ。
じゃんが郎には3つ、じろにも3つ、ララには2つ、
てんてんとかりんとレオとぷちには1つずつ。

カラン!と音がしたとたんに、真っ先に飛び出してきたのはララだった。
あっという間に、2つのお豆を外皮ごとホッペに放り込んだ。
誰も横取りなんてしないのに・・・。

てんちゃんは、初体験な食べ物にくりくりのお目々をいっそうくりくりにして、それでもちゃんと外皮をむいて、ていねいにカリカリと食べていた。

じろはお車のふもとでぺったんこになって居眠りしていたので、お豆を鼻っ面に持っていってあげた。
しばーらくは気付かなかったけど、お豆に気付くとガバッと向きを変えてさっそくその場でカリカリと食べ始めた。

来年も元気だったら4つあげるよ!お豆の皮とついでにウンチも散らかして、
もっと欲しげな顔なじろ。

じゃんが郎の寝室の前に3つ並べておいたお豆は、いつの間にかなくなっていた。 3つともお布団に持ち込んだらしい。

かりんは、カリカリカリカリ!とものすごい音をたてて食べていた。
レオとぷちは起きてこなかった・・・。
最後に飼い主もXX個の豆を食べた。 なんか多い・・・。


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FEB 3, 2003 (Mon)

じゃんが郎がまわし車を1回もまわさない日が2日続いた。
見ていると、お車に登ろうとしても後ろ足がずりずりと落っこちてしまってうまく登れないのだ。
まわる意欲はあるのにうまく登れなくて、その場をすごすごと立ち去ってしまう彼の背中に、哀愁を感じてしまった・・・。

昨日、お車の前に踏み台を置いてみた。
初めは、新しく登場した踏み台に戸惑った様子でちょっとじゃまくさそうにしていたけど、どうやらうまく登れる確率が上がったみたい?
どうか、今夜はいっぱいまわってくれますように・・・。

今朝カウンターを見たら、110回!
やった〜! 作戦大成功!!
やっぱり、彼は本当はまわしたくて仕方がないのだ。 でも、身体がついてこないのね・・・。

しばらくは踏み台の効果でたくさんまわってくれるといいなぁ。
今夜も楽しく好きなだけまわってね、
じゃんが郎!


灰皿をひっくり返して置いてみたのだ。


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FEB 2, 2003 (Sun)

なぁ〜んか、最近かりんちゃんがかぁわいいの!
カワイさ爆発しちゃってるの♪
かりんはもともとカワイかったし、勿論かりん以外のコもみぃ〜んなかわいくて、みぃんなみぃんな愛しちゃってるんだけど、ここ数日はかりんに心奪われてしまっております。
なぜなのかなぁ?

「あなボコあったから入ってみちゃったなのなの〜♪」 「乾燥キャベツもらってるなのなの〜。」
こうやって写真だけで見てるとフツーのコなんだけどねー。
な〜んか、かわゆいのよねー。 しぐさとか。 動きとか。

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